2008年03月08日

Laureano Serres-Montagut (El Pinell de Brai)

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土地の特徴:粘土石灰質、北北東向きの高度200〜400mの土地
主な栽培品種:グレナッチャ ビアンカ&グリージョ、カリニャン他
農法:有機農法 剪定方法:ゴブレ 密度:2000〜2500本/ha
樹齢:50〜70歳 生産量:20〜35/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:4〜15mg/l

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「じゃぁ、これ知ってる?ランシオ。」
と、ラウレアノがすでに開栓されているボトルを持ってきた。
見ると、ほとんど残っていない。
「開けて大分時間が経つけど、飲んでみて。親父が造った1961年(だったと思う…)の残りの一本なんだ。」
言われた通りに試してみると、これがいけるのである。
「だいぶ経つって、1週間位?」
「エヘヘ、いやぁ、実は2年前。」
この答えには本当にぶっ飛びました。

ラウレアノ セレス

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posted by マイカ at 02:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインで乾杯!

2008年02月22日

Cotar (komen Slovenija)

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土地の特徴:赤土及び石灰質
主な栽培品種:マルヴァジア、ヴィトヴォスカ、シャルドネィ、テラーノ、メルロ、カベルネ・ソヴィニョン他
農法:有機農法 剪定方法:グイヨ 密度:7000〜7400本/ha
樹齢:20〜28歳 生産量:28〜40/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:12〜50mg/l

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いやぁー、凄いのなんのって。こんなことをする人達も珍しい。
彼らの地方では土地に石灰岩が多いため、伝統的に赤土を掘って盛土にし、そこで葡萄栽培を行っている。まぁ、ロマネ・コンティの畑も、元々というか以前ソーヌ川の土(だったと思う)を入れてあるのだから、穴を掘って盛土しても「独特の伝統ですね」ということで済むのだが、彼らの場合は違った。
なにしろ、その規模が違う。なんとダンプカー1万台分の赤土を掘り出して、1メートルもの土を盛り上げた畑を作ってしまったのである。
全くもって「凄〜い!」の一言。
そこに整然と植えられ見事に手入れのされた葡萄の樹々を見て、脱帽です。

ブランコ&ヴァシア チョッテー

『おまけのお話』
posted by マイカ at 03:30| Comment(1) | TrackBack(0) | ワインで乾杯!

2008年02月01日

Movia (Brda Slovenija)

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土地の特徴:泥灰土及び砂岩のコッリォのフリック土壌
主な栽培品種:リボッラ、ピノ・ノワール、ピノ・グリージョ、シャルドネィ他
農法:有機農法 剪定方法:グイヨ サンプル 密度:5000〜7000本/ha
樹齢:30〜70歳 生産量:21〜45/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:12〜50mg/l

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本当に何処かのレストランに迷い込んだのかと思った。現代芸術で飾られた広間には数十人分の食卓が用意され、照明の中、現代風の音楽が流れていた。しかし、そこは間違いなくモヴィアだった。

客が来たのは夜の11時、50人のアメリカ人団体だった。やはり旅の恥はかきすてか、それとも至上主義のみせつけか…。

次の日、アレシュに頼んで畑の中の国境に連れて行ってもらった。そこには、標石がポツンとあるだけ。するとその時、頭上にヘリコプターが現れた。そして私達を監視している。ここは欧州連合ではないのか…。

スロヴェニアでの出来事は、何もかも衝撃的だった。良いのか悪いのか、何も分からないほどに…。

ただ、4年寝かしたワインに新しい葡萄の絞り汁を加えるという古式醸造により作り出されたワインPuro (Chardonnay)とPuro Rose (Pinot-Noir)は、私達が最も好む発泡性である。また葡萄の皮ごと樽に仕込んだLunarも旨い!

アレシュ クリスタンチック
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2008年01月18日

Domaine de Beudon (Valais Suisse)

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土地の特徴:氷堆積岩屑及び砂状粘土質
主な栽培品種:シャスラ、リースリング、シルヴァネール、ピノ・ノワール、ガメイ
農法:ビオディナミ 剪定方法:ゴブレ鉄線 密度:8000〜10000本/ha
樹齢:25〜35歳 生産量:26〜37/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:85mg/l

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試飲会で会う度に「一度、遊びにおいで」と言われていた。
そしてどんなところに住み、どうやって葡萄を栽培しているか、何度聞いたことか。
それでも、何も分かっていなかった。
500km程をすっ飛ばしてイタリアを抜けスイスに入り、そして電話をして最初に言われたこと、「ロープーウェイが見えるでしょう?荷物を全部持って乗って!」…。
なんと、車では行けないところに、ドメンヌがある!のだ。
自前のロープーウェイで登ってしまえば、それこそ夢の園、喧噪の下界とはさよならである。
そんな大自然の中で葡萄を栽培しながら、悠々自適に暮らすジャックとマリオン。
う〜ん、素敵だ…けど、やはり、仙人様でなければできないことです。
ジャック&マリオン グランジュ・フェス
posted by マイカ at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインで乾杯!

2008年01月06日

A.A. Cascina degli Ulivi (Piemonte Italia)

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土地の特徴:ほぼ全土粘土質(赤土または白土)土壌で、部分的に石灰質や泥土
主な栽培品種:コルテーゼ、ドルチェット グラスパロッサ、バルベーラ、アンチェッロッタ、モスカート、ティモラッソ、リースリング イタリコ等
農法:ビオディナミ 剪定方法:グィヨ/鉄線 密度:4500本/ha
樹齢:15〜85歳 生産量:28〜70/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:20〜100mg/l

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突然地上に現れたローマ神話の海の神ネプチューン!
ではなく、実はこの人、イタリアのビオディナミの先駆者、ステファノ ベロッティである。
なんとも夢のある写り具合なのだが、「夢見る人」の世界はこれで終わらない。
愛娘が幼い頃に描いたというボトルのラベルも、これまた素敵な童話の世界だ。
葡萄のみならず当たり前のことのように野菜も栽培している彼のビオトープでは、表象さえも目に見える形となって現れているのでは…。
ステファノ ベロッティ
posted by マイカ at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインで乾杯!

2007年12月26日

Domaine Thierry Allemand (Vallée du Rhône France)

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土地の特徴:ほぼ全て花崗岩質
主な栽培品種:シラー
農法:有機農法 剪定方法:ゴブレ 密度:8000〜10000本/ha
樹齢:30〜70歳 生産量:20〜32/hl 収穫:手摘み
SO2使用量:0〜25mg/l

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ずいぶん以前から名前だけは知っていた。そしてその素晴らしさも人伝えに聞いていた。ただ実際にティエリーのところへ行く迄に、凄く時間がかかった。
約束の日、ドメンヌに着くと、「今シャワーに入るから」と、今度は(?)私達が待たされた。しばらくすると、こぎれいなシャツに着替えたティエリーが現れた。私達が写真で知るティエリーとは違うティエリーが、そこにいた。
ティエリー アルマン
posted by マイカ at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインで乾杯!

2007年10月25日

A.A. Il Paradiso di Manfredi (Toscana Italia)

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土地の特徴:鮮新世代の礫岩質
主な栽培品種:サンジョヴェーゼ グロッソ
農法:自然農法 剪定方法: 密度:本/h
樹齢:27歳 生産量:60〜70hl 収穫:手摘み
SO2使用量:51〜57mg/l

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何時行っても、歓待してくれる。私達が特別なわけではない。エル ブリのシェフ、アドゥリアン フェランガが訪れた時も同じだったようだ。彼らは、アドゥリアンが誰なのか、全く知らされていなかった。そして結果は…。アドゥリアンが感激し、次に会う人との約束を忘れて長居してしまった、そうである(アドゥリアンを送り込んだ人から聞いた話)。
たった2ヘクタールの畑を「手」で守り、誰も真似のできない心地よい程に優しいブルネーロを造りあげ、傍らでフォルチュナータおばあちゃんが育てた野菜を自家製のオリーブオイルで料理し、供に出してくれる。これ以上の「歓待」はない。
ここには、日本のように食の自給率が40%を切ることはない。「安全性だ、自由だ」などと崇高な論議をする人も、金で済ませられるものは金で済ますと言う人もいない。何処か、私達の理想に近い生き方がある。
パラディーゾ ディ マンフレディ
posted by マイカ at 23:52| Comment(2) | TrackBack(2) | ワインで乾杯!

2007年09月27日

Weingut Clemens Busch (Mosel Deutschland)

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土地の特徴:片岩質及び粘土質
主な栽培品種:リースリング
農法:有機農法 剪定方法:鉄線補強等 密度:4500〜6250本/h
樹齢:17〜52歳 生産量:2,5〜50hl 収穫:手摘み
SO2使用量:100〜110mg/l

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クレメンスとリタのお蔭で、ドイツワインに関する見方が変わった。大体にして、モーゼルがこんなにも素晴らしい場所だとは…。
砕けたと言うよりは薄く剥がれ落ちた岩で埋め尽くされた畑は、下手に歩くと崩れ落ちる。そこをクレメンスとリタは野生の動物の如く、身軽に登って行く。「こんなに凄まじい場所でワインを…」と、それだけでも感動してしまう。撮影する中、剥離した岩をごつい手に取りニッコリ微笑んだクレマンスを見た時、優しさ、秘めた暖かさ、落ち着き、信頼、安心感…、何か全てを見たような気がした。
クレメンス&リタ ブッシュ
posted by マイカ at 08:13| Comment(2) | TrackBack(4) | ワインで乾杯!

2007年09月16日

Ferme de la Sansonniere (Valle de la Loire France)

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土地の特徴:片岩質及び石炭紀系の角礫岩、砂質、粘土質等。
主な栽培品種:グロロー グリ、シュナン
農法:ビオディナミ 剪定方法:ゴブレ 密度:5500〜6000本/h
樹齢:8〜68歳 生産量:8〜40hl 収穫:手摘み
SO2使用量:52〜120mg/l

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「以前、左官関係の仕事をしていたんだ。しかし、腰を痛めてね。そんなある時、客の一人が支払の代わりにワインのケースをよこしたんだ。それでワインに興味を持つようになったわけ。それから葡萄栽培及び醸造関係の学校へ行ってさ、よく学んだよ。畑でやってはいけないことを全てね!」
 コルシカ系の家計の血を引くエクサン プロヴァンス出身のマーク アンジェリが、ロワールで自然派ワインの代名詞的な存在になるまでの経緯である。その彼のもとで学んだ若者達が、今、続々と独り立ちしている。これからが楽しみだ。そんな可能性を築いてくれたマルクに乾杯!
マルク アンジェリ
posted by マイカ at 07:29| Comment(2) | TrackBack(3) | ワインで乾杯!

2007年08月24日

A.A. Arianna Occhipinti (Sicilia Italia)

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土地の特徴:新粘土層を含むアペニン山麓の砂と石灰質からなる中堅土。
主な栽培品種:フラッパート ディ ヴィットリア、ネロ ダヴォラ
農法:自然農法 剪定方法:補強鉄線 密度:5500本/h
樹齢:8〜12歳 生産量:12〜18hl 収穫:手摘み
SO2使用量:26〜29mg/l

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 初めてアリアッナに逢ったのは2005年のヴィラ ファヴォリータの会場(イタリアはヴェローナ近郊の自然派ワイン試飲会場)、強烈な眉毛の印象的な顔立ちの娘だった。2004年にミラノで22歳にして醸造学資格を取得、その年が彼女の初めてのヴィンテージとなるワインを出した若き新鋭である。
 欧州共同体の奨励金で改築を進める古いドメンヌの前の畑で、いきなり地面に這いつくばったアリアッナは、まるでサソリのよう。笑いながらも、「悪さをすれば刺すわよ」と汚れきった地中(地表?)の悪共に警告するかのように、目をキラキラ輝かせ獲物を狙う。この「サソリ」の毒こそ、彼女のワイン同様、実は純粋化への解毒剤なのかもしれない。
アリアッナ オッキピンティ
posted by マイカ at 03:48| Comment(1) | TrackBack(2) | ワインで乾杯!